[THE BEST OF] TASTE ベスト・オブ・テイスト
2000- CD -
（Polydor, Universal UICY-30032, 2000）|
01 Blister On The Moon 02 Born On The Wrong Side Of Time 03 Leavin' Blues 04 Hail 05 Same Old Story 06 Catfish 07 i'm Moving On 08 What's Going On 09 Railway And Gun 10 Eat My Words 11 On The Boards 12 It's Happened Before, It's Happen Again 13 If The Day Was Any Longer 14 I Feel So Good 15 Sugar Mama 16 Sinner Boy |
（3`24） （3`58） （4`14） （2`24） （3`30） （8`01） （2`28） （2`46） （3`36） （3`44） （5`59） （6`31） （2`07） （7`37） （8`09） （5`40） |
（Ledbetter） (Trad. arr. Gallagher） （H. Snow） （Trad. arr. Gallagher） |
|
Rory Gallagher: Lead Guitar , Vocals , Sax
Richard McCracken: Bass Guitar
John Wilson: Drums
2000年にリリースされたベスト盤。デジタル・リマスター・エディション。
日本盤の解説（ライナー・ノーツ）はBURRN!の広瀬和生。ロリーのバイオグラフィ的な内容をテイスト解散時まで記述の上、以下のように結んでいる。
TASTE自体の寿命は短く、ブリティッシュ・ロック・シーンに残した業績という点ではロリー・ギャラガーのソロ・キャリアに比べるべくもないが、お聴きになってお判りのように、ロリーのブルーズ・ロックの核の部分は既にここで確立されているし、アイルランドのブルーズ・ロック／ハード・ロックの歴史を考える上で、TASTEは忘れる事の出来ない重要な位置を占めている。ゲイリー・ムーアを擁するSKID ROWが1970年に、フィル・ライノット率いるTHIN LIZZYが1971年にデビューできたのも、TASTEが道を切り開いたからといえるかもしれない。ロリー・ギャラガーの出発点として、アイリッシュ・ロックの原点として、TASTEの放つ輝きは今もなお色褪せてはいない。2枚のスタジオ盤および後発の2枚のライブ盤からの選曲ではあるが、そもそも1stが9曲、2ndが11曲、ライブ盤にしか入っていない曲は「I feel so good」「Gamblin' Blues」「Sinner Boy」の3曲だけということで合計しても22曲しかない内の16曲。スタジオ盤2枚はそれぞれ色合いが少し違うのでやはり単体で聴いたほうが面白いし、ライブ盤はライブの流れのようなものもあるのでやはり単体で聴いたほうがいいのだけれど、曲が年代順に並んでいるのでテイストがどういうバンドであったかを知るにはいいベスト盤なのかもしれない。
|
01 Blister On The Moon 02 Born On The Wrong Side Of Time 03 Leavin' Blues 04 Hail 05 Same Old Story 06 Catfish 07 I'm Moving On 08 What's Going On 09 Railway And Gun 10 Eat My Words 11 On The Boards 12 It's Happened Before, It's Happen Again 13 If The Day Was Any Longer 14 I Feel So Good 15 Sugar Mama 16 Sinner Boy |
「TASTE」 「TASTE」 「TASTE」 「TASTE」 「TASTE」 「TASTE」 「TASTE」 「On The Boards」 「On The Boards」 「On The Boards」 「On The Boards」 「On The Boards」 「On The Boards」 「LIVE TASTE」 「LIVE TASTE」 「Live at the Isle of Wight」 |
- ちなみに選外となった曲は以下の通り -
TASTE
・Sugar Mama → LIVE TASTE収録のものを採用・Dual Carriageway Pain
On The Boards
・Morning Sun・If I Don't Sing I'll Cry
・See Here
・I'll Remember
LIVE TASTE
・Gamblin' Blues・Catfish → TASTE収録のものを採用
・Same Old Story → TASTE収録のものを採用
Live at the Isle of Wight
・What's Going On → On The Boards収録のものを採用・Sugar Mama → LIVE TASTE収録のものを採用
・Morning Sun
・I Feel So Good → LIVE TASTE収録のものを採用
・Catfish → TASTE収録のものを採用
お判りのように「ワイト島」からは1曲のみの採用であり、スタジオ盤からもR&B調の「Dual Carriageway Pain」やQueenの「Tie Your Mother Down」のリフの元ネタになったという「Morning Sun」が選外になっているのが惜しいところ。これを購入した後にほとんどの曲がここに収録されている1stを買うのはちょっと悔しいかもしれないが、「Dual Carriageway Pain」は捨てがたい．．。