British Rock Viewseum vol.3
ブリティッシュ・ロック・ヴュージアム／ブリティッシュ・ブルース・アンド・ハード・ロック 1
2010 （WHDエンタテインメント IEBP-10065） NTSC / region 2
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Humble Pie 01. Sad Bag Of Shaky Jake TASTE 02. Blister On The Moon 03. Sugar Mama Rory Gallagher Live at Marquee Club 04. I Could've Have A Religion 05. Pistol Slapper Blues 06. Messin' With The Kid 07. In Your Town - Bullfrog Blues (*1) John Mayall featuring Jon Mark & Johnny Almond 08. Room To Move 09. California 10. The Lows Must Change |
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※7曲目は「In Your Town - Bullfrog Blues」となっているが、「We Gotta Jump - Bullfrog Blues」が正しい
購入： amazon.co.jp | ブリティッシュ・ロック・ヴュージアム Vol.3 BRITISH BLUES & HARD ROCK [DVD]
2010年12月に発売となったオムニバスDVD。1巻から6巻まであり、こちらは第3巻「ブリティッシュ・ブルース・アンド・ハード・ロック 1」というサブタイトルが付いている。60年代から70年代にかけての古いライヴ映像を集めたものなのだが、この巻は全10曲中テイストが2曲ロリーのソロ時代が4曲と6割がロリー関連になっている。
日本独自の企画DVDのようで、海外盤はなし。白谷潔弘氏がアーティスト、バンド解説を書いている。
TASTE - Live from Bilzen Festival
02. Blister On The Moon03. Sugar Mama
Rory Gallagher (Vo. Guitar), Richard McCracken (Bass), John Wilson (Drums)
1969.08.21 at Belzen Jazz & Pop Festival, Belgium
1969年8月21日から24日にかけてベルギーで行われたBilzen Jazz & Pop Festivalからの映像。
テレビ放映でもされたのか、いくつかのバンドの映像が出回っている。この盤の1曲目のハンブル・パイの演奏も同フェスティバルから。
テイストは22日に出演しているらしい。
ここに収録されているのは「Blister On The Moon」と「Sugar Mama」の2曲。その前に短いインタビューも収録されているが、字幕はついていない。インタビュー部分はロリーのドキュメンタリーDVD『Ghost Blues - The story of Rory Gallagher』にも字幕付で収録されているので是非そちらで確認を。
いずれもモノクロ映像。タイムカウンターを隠すために入れたのだろうか、左上に「British Rock Viewseum」と書いた四角いマークがあるのが残念だが、ブートで出回っていたものよりはるかに高画質。
演奏は全盛期のものだけに迫力満点。暑苦しくも熱い演奏を見ることができる。比較的クールに見えるベースのリチャード・マクラッケンとは対照的にひたすら熱いロリーとさらに熱いドラムのジョン・ウィルソンの動きにも注目。
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解説パンフの中のテイストのページ。 テイストのディスコグラティ（ジャケットの写真）とバンドについての簡単な解説が載っている。 左ページに乗っているのがテイストのアルバムで、一番上に小さく載っているのが1期メンバー時代のデモ音源を集めた『In The Begining』。 右ページ下の5枚のアルバムは、左から、テイスト解散後にジョンとリチャードが結成したスタッド（Stud）というバンドのもので『Stud』（1971）『September』（1972）『Goodbye』（1973）、右側の2枚はスタッド解散後にリチャードやスタッドのギタリスト、ジム・クリーガンらが結成したバンド、アクシス・ポイント（Axis Point）のアルバムで、左から『Axis Point』（1978）『Boast Of The Town』（1980）。このへんは白谷解説らしい細かさ。。。 |
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白谷さんの解説を読んで気付いたが、確かにこの時にジョン・ウィルソンが叩いているのはブロッサム・トーズのメンバーのドラム。バスドラにバンド名が書いてある。ブロッサム・トーズもこのフェスティバルに出演していたそうだ（但し、出演はテイストの2日後、24日という資料がある）。 そのトーズのメンバーだったジム・クリーガンがスタッド結成に関わり、さらに解散後もリチャードと行動を共にしたというのはなかなか興味深い話。 |
Rory Gallagher - Live at Maquee Club
04. I Could've Have A Religion05. Pistol Slapper Blues
06. Messin' With The Kid
07.
Rory Gallagher (Vo. Guitars, Harmonica), Gerry McAvoy (Bass), Wilgar Campbell (Drums)
1972.04.09 at Club Marquee, London, UK
こちらはソロになってからの演奏。ロンドンのクラブ・マーキー。1972年4月9日の演奏らしい。初の公式ライヴアルバム『Live! in Europe』はその年の2月・3月のライヴを編集したものであるので、時期的にもそれに近い。
クラブ演奏で照明が暗いこともあって映像もやや暗い上に褪色したのか色も飛んでしまっているが、そのおかげでちょうど『Live in Europe』のジャケット写真のような雰囲気になっている。
07. は「In Your Town」ではなく「We Gotta Jump」だが、ほんの後半の数分のみ。そのあと続けてすぐに「Bullfrog Blues」が演奏されて終幕となる。
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解説パンフの中のロリーのページ。 この演奏が『Live! in Europe』とほぼ同じ時期であること、クラブ・マーキーでの演奏であることなどの紹介と、ロリーのソロ活動時のディスコグラフィとしてアルバム写真が並べられている。 アルバムのジャケ写真は全て英国盤のオリジナルLPのジャケのようだ。『Irish Tour '74...』の写真にレコードの丸い跡が見えていたり、『Stage Struck』のジャケにシールのようなものが貼ってあったりと妙に生々しい。オリジナル盤ジャケとリマスターCDのジャケとを混合して使って紹介している記事も多い中、ちゃんとした紹介で嬉しい。 背景に使われている写真はいつごろのかな。もしかしたらもう少し後の時代のものかもしれないが、この映像での演奏時と同じようなチェックのシャツを着用している。 |
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