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2007年4月6日（金） PM 8:00 放映 wowow 「ギタリスト列伝」#6 ロリー・ギャラガー
●1979年1月27日 ロンドン、ミドルセックス
（→1月12日では？という説もあり）
●BBC "Rock Goes To Colledge" より
●メンバー
ロリー・ギャラガー ： ギター・ボーカル
ジェリー・マッカヴォイ ： ベース
テッド・マッケンナ ： ドラムス
1. Shin Kicker シン・キッカー
2. The Mississippi Sheiks ミシシッピ・シークス
3. Do You Read Me ドゥー・ユー・リード・ミー
4. Brute Force & Ignorance ブルート・フォース・アンド・イグノランス
5. Fuel To The Fire フューエル・トゥー・ザ・ファイアー
6. Shadow Play シャドゥ・プレイ
7. Cruise On Out クルーズ・オン・アウト
曲は（3）を除き全てアルバム「フォト・フィニッシュ」から。（3）は「コーリング・カード」より。
この時期のメンバーでのライブ・アルバム「ステージ・ストラック」でも（1）（2）（4）（6）が演奏されている。
この放送を見てロリーに興味を持った人には「フォト・フィニッシュ」「ステージ・ストラック」の2枚から入るのがお薦め。
2007年4月25日に紙ジャケットCDとなって再発されたが、こちらはLPのジャケットに戻っての発売なので混乱なきよう。
（補 足）
- Middlesex Polytechnic -
今回の会場。ロンドン北部のHendonという場所にある技術系の大学。というわけでか、観客が男ばっかり。現在は他の大学と合併して Middlesex University になっているそうだ。
（参考） http://en.wikipedia.org/wiki/Middlesex_University （wikipedia）
http://www.mdx.ac.uk/ （大学web-site）
- Masa Itoh -
この番組の司会者。70年代からロックの評論家として活躍。得意分野はHR/HM系。ロリーのBMG盤CDのコピー「生涯をブルースに捧げ、魂で音楽を語った伝説の男がここにいる」を書いた人。70年代当時は「セーソク」と呼ばれていたような気がするが、外国人ミュージシャンへインタビューする時には「Masa Itoh」と名乗っていたそうで、最近ではこの表記を良く見る。番組冒頭、「ロリー・ギャラガーは一曲終わる毎に観客に深々と頭を下げ．．云々」というようなことを話すが、「音楽専科」1979年11月号掲載のディスク・レビュー（「トップ・プライオリティ」に5つ星をつけている）でも似たようなことを書いている。
ロリー・ギャラガーは好青年だ。このことを、ザ・ベニューで見たコンサートで改めて痛感した。1曲が終る度にマイクの場所までかけ足でやってきて、必ず観客にお礼をする。あの光景は何度見てもすがすがしい。ザ・ベニューでのコンサートは1979年9月19日と20日（ロンドン）。時期的には放送のあったコンサートより半年ほど後になるが、メンバーは同じこの3人。その時のことをふと思い出したりしたのではないだろうか。
また、「91年の来日時にインタビューした時．．」という話もしているが、そのインタビューは「BURRN!」1991年5月号に掲載された。「今後の活動」については書かれていないので、記事外の設問だったのだろう。