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［コネタ］ピックの話 その1 〜 HERCO
●「Player」2004年7月号 インタビュー（by Steven Rosen 1974）より
ピックはヘルコのヘヴィを使っているんだけど、ナイロンで出来ているからフレキシブルなアタックが得られるね。
●「Player」2006年12月号 アンプ（No.113 VOX AC30 Top Boost）解説文より
ロリーが愛用したヘルコのナイロン・ピックが右上に貼り付けられたままになっている・・・。
ヘルコのヘヴィ．．．？？どんなの？？ ということで楽器屋へGo!
（で、買ってきた →）上のゴールドのはミディアム（FLEX 50）
下のシルバーのがヘヴィ（FLEX 75）
ロリーが使っていたのはシルバーの方
HERCOというのはアメリカのメーカー
フラット・ピックはこの2種類のみ
他にサムピックなども作っているらしい
発売以来長年全く仕様を変えていないらしい *注-1
ジミー・ペイジもご愛用（ヘヴィ） *注-2
ニール・ヤングもご愛用（ミディアム）
ナイロン製
他の素材のものよりも柔らかめ（ヘヴィでも普通のミディアムよりちょっと硬いという程度）
耐久性に優れているらしい（減りが少ない）
− 個人的な感想 −
●握ってみた感じとしては、「凄くグリップが良い！！」というのがまず一点。刻印された模様（パターン）が程よく指にフィット。表の「HERCO」と書いてある丸い模様の方を親指に当てると良い感じ。
これならば激しいピッキングをしても大汗かいても滑らない。
●弦をはじいた時の感触がなんか独特．．．（「抜けが良い」という表現をしているページあった）。
●バリが凄い．．．。弾く前にヤスリかカッターで不要なバリを取り除いた方が良さそう．．．。
そうだ、ピックといえば．．．
「Irish Tour 1974」にこんなシーンが．．．。 |
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（副音声／コメンタリー）
「大事な物が入った箱だ 知ってるね」「このアメリカ製ピックが入手しにくかった」
（字幕にはないが、音声では「Herco」と言っている）
．．．ということで、ベースのジェリー・マカヴォイもご愛用（やっぱりヘヴィ）。
(2007.3.28 追記)
※注-1 ギター雑誌をばらばらめくっていたら、ヘルコのピックについての話が載っていた。それによるとどうもデザインは変らないようだが「質感」は昔と随分違うんだそうで、昔のは今のもののようにつるつるではなくもっとざらっとしていたらしい。ジミー・ペイジはそのざらつきを利用して、ピックで弦をこするようにして音を出していた、ということなので、そのあたりを再現するには紙ヤスリなどで少し表面を加工するといいかも、とのこと。
※注-2 同じ記事によると、ペイジが使用していたのは「ライト」とのこと。「ミディアム」のこと？かな？「ヘヴィ」だという話をどこかで読んだのだけど、記憶違いだったのかもしれない。ハッキリしなくて申し訳ない。ロリーは間違いなくヘヴィーをご愛用、でした。
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(2008.7.13 追記) ※ロリーが実際に使っていたというヘルコのピックが以前ebay(UK)に出ていたのでそちらも参考に画像をあげておきます（出品者の証言だけなのでホンモノかどうかは不明ですが．．）。 汗が染み込んでいる．．というカンジ。 |
 
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→ 関連記事 ： topics 015 ［コネタ］ピックの話 その2 〜 ロリー・ギャラガー・モデル
(2006.11.28) (2007.3.28) (2008.5.17) (2008.7.13)