The Dubliners "30 Years A-Greying"
1992 （Pinorrekk Records CD 5010）|
Originally Released by RTE 2CD Disc-1 08 Barley And Grape Rag All tracks recorded and mixed at Westland Studios, Dublin. February - June 1992, expect "Barley and Grape Rag" recorded at Raezor Studios London, 30th May 1992. Masterd at Trend Studios, Dublin. |
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The Dubliners
Ronnie Drew : Lead Vocals, Guitar
Barney McKenna : Vocals, Tenor Banjo, Mandolin, Backing Vocals
John Sheahan : Fiddle, Whistles, Concertina, Backing Vocals
Sean Cannon : Lead Vocals, Guitar, Backing Vocals
Eamonn Campbell : Acoustic Guitars, Mandolin, Tambourine, Backing Vocals
アイルランドのベテラン・トラディショナル・バンド、ダブリナーズの結成30周年記念アルバム。ダブリナーズの面々とは何かと縁があるようで、74年のアイリッシュ・ツアーの際にも宿泊先のダブリンのホテルに彼らが訊ねてきて、明け方までセッションをしたというような話が残っている。
アルバムには色々なゲスト・ミュージシャンが参加しているが、ロリーも一曲自作の「Barley & Grape Rag」を彼らと一緒に演奏している。ダブリナーズのメンバーがこの曲を気に入って、一緒に演奏しようと持ちかけてきたという話であるが、ロリーの方から．．という説もある。何にせよ、いい雰囲気の中で収録されているのだが、両者共に非常に緊張したのだそうだ。翌年、今度はロリーの方が主催して再び同じ曲を録音している。
また、ゲスト・ミュージシャンの一覧で「ハーモニカ」がクレジットされているのはロリーだけなので、その他の曲でも吹いているかもしれない。
「Barley and Grape Rag」
「Calling Card」収録のこの曲をダブリナーズの面々と共演。ロリーが歌とハーモニカ＆タンバリンで参加している。歌の方は最初のうちは少し硬いが、ロニーがボーカルに加わるとだんだん調子が出てきて実に楽しそうな雰囲気で掛け合いをしたりしている。ギターの方は残念ながら聴けないが（最後の方にちょろっとはいるスライドギターはロリーかもしれない．．）、ロリーのハーモニカがまた良い感じ。オリジナルバージョンに加え、「Wheels Within Wheels」収録のバージョンもあるので、聴き比べてみると面白い。
なお、この曲には92年からキーボートでロリー・バンドに参加するジム・レヴァートン（Jim Leverton）がベース・ギターとマラカスで参加している。