Chris Barber "Drat That Frattle Rat"
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1972 BLACK LION RECORDS 2460-208 元のLP（非所有） この中の「Drad That Frattle Rat」と「Sleepy Lovie」の2曲にゲスト参加 それが93年リリースのベスト盤「The Outstanding Album」に収録されている |
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Chris Barber "The Outstanding Album"
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1993 （BELL Records BLR 89 300） 3枚組ベスト・アルバム Disc-1 01 Drad That Frattle Rat （3:58） （Hammond / Barber） 05 Sleepy Lovie （4:49） （Hammond / Barber） |
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クリス・バーバーは英国人のジャズ・トロンボーン奏者で、彼のジャズ・バンドからはアレクシス・コーナーやロニー・ドネガンといった英国音楽界では重要な役割を担う人達も輩出している。バーバー自身もクラブ・マーキー等のオーナーとしても重要な役割を果たしているが、何よりも彼のラジオ番組に子供の頃のロリーは夢中になっていたらしい。
マーキーのオーナーとしてテイストの演奏をみたバーバーがロリーを気に入り、マーキーのレギュラーにしたり、ジャズ＆ブルース・フェスティバル（のちのレディング・フェスティバル）に早くから出演させたりと、駆け出し時代のロリーの最初の理解者でもあった。またバーバーからの紹介でアレクシス・コーナーが自分の番組にロリー（テイスト）をゲストで呼んだり、それでロリーを気に入ったアレクシス・コーナーが今度は友人であるマディ・ウォーターズがロンドン・セッションをするのにロリーを推薦したりと、世話になりっぱなしという感じである。
このアルバムは1971年の録音で、ロリーは2曲にゲスト参加。まだいくらかつたない演奏ではあるが、ロリーらしさも出たプレイを見せている。
オフィシャル・サイトのタイムライン等ではアルバムのリリースが74年になっているが、相互リンクサイト"Checker and Blues"の管理人さんがLPを入手し確認したところ、レーベル面にはっきりと「1972年」と明記されていた。
Marquee Studio July 9th 1971
Chris Barber ： Trombone
Pat Halcox ： Trumpet
John Crocker ： Clarinat, over-dub
Jackie Flavelle ： Bass
Peter Robinson ： Organ, Piano
John Slaughter ： Guitar
Rory Gallagher ： Guitar
Graham Burbridge ： Drums
「Drad That Frattle Rat」
元のLPのジャケット絵のようにちょっとねじくれた楽曲。ロリーは少しスライドを効かせたギターを弾いて、その捩れ感を増幅させている。
「Sleepy Lovie」
ブルース・ナンバー。こちらもボトルネック使用での演奏だが、もっとのんびりムードになっている。バッキング ギターがいい感じ。