Albert King "LIVE"
1977 （Tomato / RHINO R271622 1989）|
01 Watermelon Man (Hankcock) 02 Don't Burn Down The Bridge (Jones - Wells) 03 Blues At Sunrise (King) 04 That's What The Blues Is All About (Patterson-Strickland) 05 Stormy Monday (Miller - Brown) 06 Kansas City (Leiber - Stoller) 07 I'm Gonna Call You As Soon As The Sun Goes Down (King) 08 Matchbox Holds My Clothes (King) 09 As The Years Go Passing By (Malone) 10 I'll Play The Blues For You (Beach) |
|
サウスポー・スタイルでフライングVを指弾きで奏でるブルーズ・マン、三大キングの一人、アルバート・キング。彼の1975年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏を収録したライブ盤。LP時代には2枚組だったようで、CD化にあたっては何曲かカットされてしまったらしい。
同年のモントルーにロリーも出演していて（A.キングの前日）、キングからのセッションの申し出（招待状）がロリーの「Live at Montreux」のDVDとCDのジャケ中に掲載されている。同じステージにやはりゲスト奏者としてルイジアナ・レッド（Lousiana Red）も立っていたようだが、CD内スリーブ・ノート（by Robert Palmer）によると、二人とも気後れしてしまってキングのバックでリズムを刻む事に専念していたらしい。業を煮やしたキングが「こいつら今夜縛り首だ」と「I'm Gonna Call You 〜」を始める前に言い切ったそうだが、「As The Years Go Passing By」の間奏に入る前に「誰かソロ演れ」と促すと、ロリーがそれを受けて見事なソロを奏でる。
その演奏が気に入ったか、このライブ盤に収録され、またCD化に当たってもカットされずに残る事になった。
ルイジアナ・レッドがどこかでソロを取ることができたかどうかは解らない。
セットのかなり早い時期からこの二人は演奏に参加していたそうなので、その他の曲でもバッキングでコードを奏でているかもしれないが、ちょっと解らない。また「As The Years 〜」でのソロ以外の部分のサイド・ギターもロリーかな．．と思うが、ルイジアナ・レッドの可能性もあるので断言できない。
ロリー関係の資料ではよくこのライブを「1977年のもの」と書かれているのだが、77年はアルバムのリリース年で、共演は75年。どちらの年にもロリーはモントルーに出演しているが、キングの方は77年には出ていない。
Albert King ： Lead Guitar and Vocals
James Washington ： Keyboards
Nate Fitzgerald , Steve Wilson , Wayne Preston ： Horns
Joe Turner ： Drums
Lonnie Turner ： Bass
Rory Gallagher ： Guitar (1st solor break on "As The Years Go Passing By")
Louisiana Red： Guitar