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Joe O'Donnell ジョー・オドネル
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● ヴァイオリン奏者 ● 元イースト・オブ・エデン（East Of Eden）、ソロ活動等 ● 1977年リリースのソロアルバム「Gaodhal's Vision」にロリーが1曲ゲスト参加している ● アイルランド Limerick出身 ● 詳しくは → Joe O'Donnell web-site ● 左の写真は「レコード・コレクターズ」2004年12月号／富岡秀次「ブリティッシュ・ロックの肖像」より |
アイルランド出身のヴァイオリン奏者。
1974年にイースト・オブ・エデンにデイヴ・アーバスの後任として参加。「Another Eden」（1975）を録音。他、様々なバンドに参加後、1977年にソロ・アルバム「Gaodhal's Vision （ゲイルズ・ヴィジョン）」をリリース。この中の一曲「Poets and Storytellers」にロリーがゲスト参加している。その縁もあり、ロリーの弟ドネルがマネージメントを担当するようになり、以後ストレンジ・ミュージック所属のミュージシャンとなり今に至る。2004年に「Gaodhal's Vision」がCapoレーベルよりCDとして再発されている。
1977年のソロ・アルバム・リリースに伴うツアーはロリーのオープニング・アクトとしてイギリス等を回っている。途中セッションすることもあったようだ。また、77年暮にサンフランシスコでロリーがレコーディングして破棄した「Photo-Finish」のボツ・バージョンにも参加していたらしい。
演奏スタイルは独特で、電気ヴァイオリンにエフェクター類を駆使して、ジミ・ヘンドリクスばりのサウンドを聞かせる、ロック・ヴァイオリニストである。他、ジョン・マクラフリンにも影響を受けたという、ギタリスト的なヴァイオリニストだが、アルバム・コンセプトは「ケルト民族の伝説」のようなもので、トラッド的要素トロック的な要素を融合させたようなものに仕上がっている。
「レコード・コレクターズ」2004年12月号「ブリティッシュ・ロックの肖像」に富岡秀次氏によるインタビューが掲載されているので、経歴等興味のある方はそちらを参考に（ロリーの話は出て来ない）。
（同姓同名の米国人報道写真家がいるが、当然のように全くの別人）